ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

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読書感想

感想・書評『要説 土佐日記:日榮社』ネタバレ注意「日本を代表する古典をじっくり読み込む」(レビュー)。 #読書

日本を代表する古典をじっくり読み込む:『要説 土佐日記』(日榮社) 古文の授業で必ず習う『土佐日記』。紀貫之が女性の身になって書き残した『土佐日記』は、歌物語・日記文学の代表作として、国内外で高い評価を受けています。

感想・書評『ことばの魔術師西鶴 矢数俳諧再考:篠原進・中嶋隆』ネタバレ注意「小説を執筆する以前から俳諧を詠んでいたのです」(レビュー)。 #読書

矢数俳諧とは何か?:『ことばの魔術師西鶴 矢数俳諧再考』(篠原進・中嶋隆) 井原西鶴と言えば『好色一代男』『世間胸算用』『日本永代蔵』といった小説類が有名です。しかし、井原西鶴は芭蕉と同じく俳人としての活動もしていました。しかも、小説を執筆する…

感想・書評『都学派酔故伝:櫻井正一郎』ネタバレ注意「必ず酒にまつわるエピソードが」(レビュー)。 #読書

京都大学に流れる血:『京都学派酔故伝』(櫻井正一郎) 旧帝国大学の中でも、ひときわ異彩を放っているのが京都大学です。自由な校風と一風変わった教授陣は京都学派と呼ばれる一学派を形成しています。そんな京都学派を歴史的にはじめて紐解いたのが『京都学…

感想・書評『宮辻薬東宮:宮部みゆき、辻村深月、薬丸岳、東山彰良、宮内悠介・著』ネタバレ注意「5人の人気作家によるアンソロジーです」(レビュー)。 #読書

「宮辻薬東宮」 宮部みゆき、辻村深月、薬丸岳、東山彰良、宮内悠介・著 5人の人気作家によるアンソロジーです。私は宮部みゆきさん目当てで手に取りました。 普段から完全に娯楽として読書をするので、読む本を選ぶ基準は自分が興味をそそられるかどうかが…

感想・書評『マツリカ・マハリタ:相沢沙呼著』ネタバレ注意「どS美少女と情けない少年のミステリー」(レビュー)。 #読書

「マツリカ・マハリタ」(相沢沙呼著)どS美少女と情けない少年のミステリー 廃墟のビルに住んでいる絶世の美少女にしてS体質のマツリカと、彼女にいいようにこき使われながらも、彼女のことが好きな高校2年生の〈僕〉柴山祐希がおりなす連作ミステリーです…

感想・書評『鈴木利典 著:アフィリエイトのためのブログの書き方講座』ネタバレ注意「ネット社会と無縁の仕事をしていた私には少し難しい内容が多かった」(レビュー)。 #読書

鈴木 利典 著:アフィリエイトのためのブログの書き方講座 副業バンザイ! この本を手にしたキッカケは、将来のお金の不安からです。私は結婚を機に、9年勤めた会社を退職した専業主婦です。そろそろパート勤めをしようかと思いつつも、給料面でも社会保障…

感想・書評『マザーズ:金原ひとみ』ネタバレ注意「結婚されてもうお子さんが2人もいらっしゃるんですね」(レビュー)。 #読書

マザーズ 金原ひとみ 彼女は変わった 金原ひとみの新境地だと感じました。蛇にピアスやアミービックを書いていた金原ひとみとは思えない落ち着いた文章でした。あの金原ひとみが結婚されてもうお子さんが2人もいらっしゃるんですね。信じられませんが、だか…

感想・書評『RED 島本理生』ネタバレ注意「作者さんご本人も結婚されて(しかも同じ方と二回)出産されていた様です」(レビュー)。 #読書

RED 島本理生 ナラタージュ以来の最高傑作 購入して三回読み直してしまいました。「ナラタージュ」を読んだ時はどことなく少女の部分が残ったさわやかな作品だと思っていましたが、この本は大人になった、女性になった、妻になった、母になった島本理生が詰…

感想・書評『ちょっとだけ:瀧村有子』ネタバレ注意「一ヶ所だけ、いっぱい、という言葉でお話がすすむ場面」(レビュー)。 #読書

ちょっとだけ 瀧村有子 絵本なのに... この作品は絵本です。2人目の出産もまもなくに控えた頃、私の母が娘にプレゼントしてくれました。手紙を添えてありましたが、まずは私が先に読んでみるようにと書いていました。

感想・書評『人間の顔は食べづらい:白井智之』ネタバレ注意「動物に感染するウイルスが蔓延したことで、肉を食べることを避けるようになった世界が舞台」(レビュー)。 #読書

人間の顔は食べづらい 白井智之 最近、文庫化されていたので購入しました。文庫版は表紙カバーがややグロテスクで、人によっては手に取るのをためらってしまうかもしれませんが、手に取って中を読んでみると、想像以上にグロテスクです。

感想・書評『世界のエリートがやっている最高の休息法:久我谷亮』ネタバレ注意「科学的に正しい「脳の休め方」とは」(レビュー)。 #読書

「世界のエリートがやっている最高の休息法」 久我谷 亮 最近はマインドフルネスという瞑想が流行っているということを聞きました。ストレス解消法は人それぞれだと思いますが、なにか健康的なストレス発散方法はないかと探していたところ、この本と出会いま…

感想・書評『あなたを天才にするスマートノート:岡田斗司夫』ネタバレ注意「ホリエモンからも頭の良さについて高い評価を得ていました」(レビュー)。 #読書

あなたを天才にするスマートノート 岡田斗司夫 YouTubeでホリエモンの動画を漁っていると、ゲストに出てきたのがこの本の著者・岡田斗司夫氏。彼は自分のことをコミュニケーションの能力が高いと称し、ホリエモンからも頭の良さについて高い評価を得ていまし…

感想・書評『あーすじぷしー/Naho&Maho』ネタバレ注意「ワクワクして生きることを決めた双子の姉妹の実話」(レビュー)。 #読書

あーすじぷしー/Naho&Maho ワクワクして生きたい! 今までこんなに心して本を読んだことがあっただろうか、というくらいこの本を読むときはどこか覚悟に近い感覚を覚えていた。

感想・書評『象:レイモンド・カーヴァー著(村上春樹訳)』ネタバレ注意「困難な状況に生きる男の姿に胸うたれる短編集」(レビュー)。 #読書

『象』レイモンド・カーヴァー著(村上春樹訳):困難な状況に生きる男の姿に胸うたれる短編集 壮大な冒険や感動的な物語ではなく、悩みを抱えて生きる普通の(決して裕福ではない)人々が直面する厳しい局面を切り取った短編集で、いかにもレイモンド・カー…

感想・書評『宝くじで1億円当たった人の末路:鈴木信行・著』ネタバレ注意「不労所得を得ると人は道を踏み外す」(レビュー)。 #読書

「宝くじで1億円当たった人の末路」 鈴木信行・著 話題になっている一冊だと新聞で知りました。私はひねくれ者なので、いわゆる自己啓発本はこれまでほとんど読んだことがありません。「そんなの個人の自由でしょ」「人それぞれなのではなかろうか」などと…

感想・書評『私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言』ネタバレ注意「不破哲三さん自身が共産主義に関心をもったのは、戦後の学校教育が起点」(レビュー)。 #読書

私の戦後六〇年 日本共産党議長の証言 中古本で買いました。 日本共産党と言うと、北朝鮮や中国にパイプがあるとは思いましたが確かに当初、金正日などとも謁見してたみたいですがラングーン爆破事件や、大韓航空機爆破事件など北朝鮮のとの関係が日に日に悪…

感想・書評『習慣の力:チャールズ・デュヒッグ』ネタバレ注意「体質を習慣と行き変えて読むとすごいためになる本です」(レビュー)。 #読書

習慣の力 チャールズ・デュヒッグ 最近、有名企業の偽造事件が報道を賑わしています。いわゆる企業体質ってやつです。体質って個人にもありますね。この本では、体質を習慣と行き変えて読むとすごいためになる本です。心理学的な要素が多いですが、分かりや…

感想・書評『思考は現実化する 下巻:ナポレオンヒル著』ネタバレ注意「つまづいた際に読みたくなる」(レビュー)。 #読書

つまづいた際に読みたくなる「思考は現実化する 下巻」 ナポレオンヒル著 上巻と下巻に分かれての本で、上巻はこの本が出来るまでの古い時代の話が満載で読み進めるのに苦労しました。しかし、下巻は具体的に成功するための心構えが多く記されており、深く納…

感想・書評『マツリカ*マトリョシカ:相沢沙呼著』ネタバレ注意「結論を言えば、前作を読んでいなくても十分に楽しめる作品でした」(レビュー)。 #読書

「マツリカ*マトリョシカ」相沢沙呼著(角川書店)、青春ミステリです シリーズものらしいのですが、私は第3作にあたるこの本をいきなり買いました。結論を言えば、前作を読んでいなくても十分に楽しめる作品でした。

感想・書評『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話、エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著 吉田利子訳』ネタバレ注意「アメリカではもちろん、日本でもベストセラーとなった本です」(レビュー)。 #読書

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話、エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著 吉田利子訳 自己啓発本、人生について書かれて本は世の中にたくさんあるけれど、この本は原著の書かれたアメリカではもちろん、日本でもベストセラーとなった本です。

感想・書評『サラバ!(上・下)西加奈子』ネタバレ注意「主人公は、歩(あゆむ)という男の子です」(レビュー)。 #読書

サラバ!(上・下)西加奈子(にしかなこ) 私は、本を読むのが好きで、とくに西加奈子さんの本が好きです。そして、ずっと読みたいと思っていたこの本を、やっと読むことができました。この、サラバという本は、とっても面白いです。主人公は、歩(あゆむ)…

感想・書評『インターネットはからっぽの洞窟 クリフォード ストール (著), 倉骨 彰 (翻訳)』ネタバレ注意「ネット黎明期の発行で、かなりネガティブにとらえています」(レビュー)。 #読書

インターネットはからっぽの洞窟 クリフォード ストール (著), 倉骨 彰 (翻訳) 私は、1980年台から2000年台に出版された未来を予想した本を、今読むのが大好きです。なぜなら、その当時の著者がどれほど今を予想できたか?また、テクノロジーがどの…

感想・書評『レイニー・レイニー・ブルー:柄刀一・著』ネタバレ注意「主人公は下半身の不自由な、車いすの青年です」(レビュー)。 #読書

「レイニー・レイニー・ブルー」柄刀一・著 主人公は下半身の不自由な、車いすの青年です。自分で車いすを動かし、車にも乗り、実にアクティブです。

感想・書評『調理場という戦場: 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 斉須政雄』ネタバレ注意「調理師だけで無く、違う職種の方が読んでも絶対為になる」(レビュー)。 #読書

調理場という戦場: 「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 斉須政雄 この本は調理師だけで無く、違う職種の方が読んでも絶対為になる一冊です。 一人の人生が濃くしっかり書かれています。

感想・書評『遠き潮騒 風の市兵衛(19)辻堂魁著』ネタバレ注意「リアルな描写が魅力です」(レビュー)。 #読書

「遠き潮騒 風の市兵衛(19)」辻堂魁著、リアルな描写が魅力です 「風の市兵衛」シリーズの第19巻です。今回の舞台は銚子湊です。

感想・書評『ぼくらは夜にしか会わなかった:作者・市川拓司』ネタバレ注意「短編小説集です。一冊の中に6つの話が書かれていて、どの話もとても素敵な物語」(レビュー)。 #読書

ぼくらは夜にしか会わなかった 作者市川拓司 優しい気持ちになれる小説 私が最近購入したおすすめの小説は、市川拓司(いちかわたくじ)の短編小説集です。一冊の中に6つの話が書かれていて、どの話もとても素敵な物語です。その中でも私が特に気に入っている…

感想・書評『明暗:夏目漱石』ネタバレ注意「未完に終わってしまったのが何とも惜しい大作です」(レビュー)。 #読書

『明暗』夏目漱石:未完に終わってしまったのが何とも惜しい大作です。 今年(2017年)が夏目漱石生誕150年にあたることもあって、書店で漱石特集のコーナーを見かけ、つい買ってしまいました。夏目漱石の小説のうち、『三四郎』とか『道草』などもなんとも…

感想・書評『あなたには帰る家がある・著者:山本文緒』ネタバレ注意「2組の家庭のW不倫小説です」(レビュー)。 #読書

あなたには帰る家がある【著者:山本 文緒】 2組の家庭のW不倫小説です。 1組の家族(佐藤家)は、夫は不動産会社の営業マン、妻は専業主婦。

感想・書評『猫大好き:東海林さだお』ネタバレ注意「筆者の身の回りの出来事や考えたことをエッセイ」(レビュー)。 #読書

素朴なテーマを滋味深く:『猫大好き』(東海林さだお) 東海林さだおと言えば、丸かじりシリーズをイメージする人は多いと思います。しかし、彼の魅力は丸かじりシリーズ以外のエッセイにも溢れています。『猫大好き』は食べ物を中心にしたエッセイというより…

感想・書評『ビンボー魂 おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力:風間トオル』ネタバレ注意「祖父が認知症だったそうで、その介護も、小学生だった風間さんがしていたそうです」(レビュー)。 #読書

「貧乏魂」風間トオル。励まされました。 先日、俳優の風間トオルさんの「貧乏魂」を読みました。とても励まされました。最近テレビで明石家さんまさんが司会の番組「コンプレックス杯」を観て、いつもながら風間トオルさんの貧乏体験談には驚かされました。