寄稿をいただきました。
才賀勝(からくりサーカス)
登場してきたときは泣いてばかりの子供で、なんにもできない守られてばかりの子だったのですが、鳴海としろがねに助けられているうちに覚悟をきめて、自分の戦いをするようになるんですが、本当に最初は年相応のピーピー泣くだけのごく普通の子供だったんです。
それがだんだん大人びて、勇気を持つようになって、しろがねが狙われていることに気づいてからは、「自分が守るんだ!!」って自分を強くする特訓も凄く過酷なのに進んで受けて、驚くほどに心も身体も男前になりました。
修行中に関わった女の子たちが勝を好きになるのも頷けます。だって本当にカッコいいんですもの。
言わなければならないこと、曲げられないことは絶対に曲げないっていうところが芯が通っていてどのセリフも心に響きます。
あんなに弱かった子供が、あの鳴海と背中を預け合って戦うなんて!!と読んでいて興奮したのを覚えています。涙なくしては読めない作品です。