ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

ネタバレ注意!ワッハマン/最終回感想&あらすじ・古代の都市アトランティスで作られた、永劫に等しい時を生きる敵を倒す…。


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

寄稿を頂きました。

ワッハマン

古代の都市アトランティスで作られたワッハマン。その目的は、永劫に等しい時を生きる敵を倒す為。その目的をワッハマンが忘れようとも、敵は決して忘れない。オリハルコンで出来た金色のしゃれこうべ頭が、必ず私を倒してくれると。

そして敵は、ワッハマンが進んで自分を倒してくれる様に仕向ける。知人を次々と殺し、都市に細菌兵器を巻き、友であった者の正体をさらけ出させる。怒りに駆られ、遂にワッハマンは敵を倒す。だがそれは、ワッハマンが永遠の時を生きる事を表していた。ワッハマンだけが敵を倒せると同時に、敵だけがワッハマンを殺す事が出来たのだ。
そうして、時は流れ。砂だけが残る世界を、ワッハマンはさまよっていた。形あるものに触れても崩れてしまう世界で、彼を突然襲うものが現れた。
それは、あの敵が作り出し、ふとしたきっかけからワッハマンに味方するようになったロボット、レミィだった。あの時のワッハマンの友人たちが、彼に向けてのタイムカプセルを彼女に任せていたのだった。
永遠に生きる者の気持ちは分からない。ワッハマンの様に、どこか空虚な人格になってしまうのかもしれない。だがそれでも、懐かしい友に会えて笑えるのであれば、何年生きようと人間には変わらないのだろう。