ナカノ実験室

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ネタバレ注意!かってに改蔵/最終回感想&あらすじ・「扉の向こう側」を目的に秀才塾が侵攻してきた…。


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寄稿を頂きました。

かってに改蔵

好き勝手ギャグ漫画でありながら、最後はしんみりする終わり方。思い込みの激しい高校生「勝改蔵」と、幼なじみでキレると豹変する「名取美羽」が相変わらず下らない事をしている背後で、「扉の向こう側」を目的に秀才塾が侵攻してきた。

その分かりやすい優等生タイプの秀才たちを、独特のシュールと綱渡りギャグで粉砕する改蔵。その様子を見て、先輩である「菜園すず」は改蔵と美羽を扉の向こう側へと連れて行く。
そこは病院。全てが箱庭で行われていた事と知り、そこから日常を歩み始める二人。あの日々は茶番なのでは無く、確かに彼らの青春だった。
広いと感じていた彼らの街、とらうま町。けれどもその先にも大きな街が広がっていくと言う、視野が広がっていく成長が印象的だ。たとえ改蔵が突然トンチンカンな事を言おうが、美羽がオカルトな事を始めようが、彼らはもう病院に戻る事は無い。彼らは広がっていく世界を感じ、それを見ているのだから。