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ネタバレ注意!モノノ怪(もののけ)アニメ最終回感想&あらすじ・森谷と節子の台詞が重なり合うところなども…。


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寄稿頂きました。

モノノ怪(もののけ)

三話続きの“化猫”の大詰め。全員が心の中に醜さを抱えているところがとても人間らしく、切なくも納得のいく話だと思いました。
あやかしの節子の声が、独特に近くから聞こえるような音声になっていて、ぞくっとくるような不気味な表現になっていました。森谷と節子の台詞が重なり合うところなども、議論・言い争いの切羽詰まった感じがよく表されていて、モノノ怪は映像だけでなく音声に関してもかなりの工夫がされていると感じました。

もちろん声優の演技自体も素晴らしく、節子に列車が迫ってくるところの節子の呻き・叫び声が真に迫っていて背筋がぞっとするほどです。
それぞれの登場人物の事情が、入れ替わり立ち替わり判明してくるその場面変遷の仕方、節子の書いている原稿が、山口ハルの内心を綴るものになっているところなど、惹き付けられる表現手法がふんだんに使われていて、さすがモノノ怪の最終回!と感じました。
加世の生まれ変わりのようなチヨにも浅ましく欲望的な内心があると判明するところ、節子が実は新聞記者であることを鼻にかけ、実は周りを見下している女性だったというところなどがかなりショッキングでした。