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悲痛伝(西尾維新)感想・書評&あらすじ・舞台は四国、「大いなる悲鳴」(地球からの攻撃)が起きて…ネタバレ注意。


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寄稿頂きました。

伝説シリーズ第二弾「悲痛伝」 作:西尾維新

第一弾の「悲鳴伝」とは変わって、舞台は四国です。

主人公、空々空(そらから・くう)は、前作に続いて地球撲滅軍に所属しています。今回は、突然、四国との連絡が一切、取れなくなり、航空写真にも何も写らなくなったために、四国で小規模な「大いなる悲鳴」(地球からの攻撃)が起きて、住んでいる人が全滅したのではないかという情報が入ってきます。空々空は地球撲滅軍から四国の調査を依頼され、たった一人で四国に乗り込みます。

四国に上陸してすぐに異常事態が発生します。何とかトラップを回避して一命をとりとめるのですが、そこで魔法少女に出会います。そこから、四国で何が起きているのか、少しずつ明らかになっていくのですが、四国ではあるルールが発生していて、それを実行すると死んでしまいます。タイムリミットは一週間。空々空は四国から無事、生還できるのでしょうか?という内容なのですが、魔法少女の「チーム・サマー」の全員と関わったところで、話は終わります。続きは次回作、ということで。

魔法少女たちとは、結託したり、敵対したり、協定を結んだりするのですが、魔法少女たちは魔法を使うためにコスチュームを着ています。空々空も空中を飛ぶために、仕方なく女の子用のコスチュームを着るのですが、想像するとかなり怪しいかも(笑)。

前作同様、話しの展開が読めず、最後まで楽しめて読めました。続きが楽しみです。