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感想・書評:キノの旅(作者,時雨沢恵一)あらすじ・短編小説でいつでも楽しめます、喋るモトラド(自動二輪)で色々な国を旅する…ネタバレ注意。


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寄稿頂きました。

キノの旅 作者 時雨沢恵一 短編小説でいつでも楽しめます。

キノの旅は主人公キノが喋るモトラド(自動二輪)で色々な国を旅するという物語です。
主人公はキノですが、他にも移住地を探している喋る犬と無口な女の子を連れたシズ。
色々な国で暴れている師匠といった別視点のお話もあります。稀にその三人以外の話もあったりします。

少し残酷的な描写はあるものの哲学的な話もあり、考えさせられるものもあったりします。
私が一番好きな登場人物はやはり、主人公のキノです。一見男の子のような見た目なのですが、実は女の子で料理が苦手とか歌が好きという可愛らしい部分もあります。
短編なので色々な話がありますが、中でも一番好きなのは「優しい国」という話です。
初めて読んだ小説でキノの旅が好きになったきっかけの話でもあります。
キノは旅を初めてから一つの国では3日間しか留まらないという決まりを作ってますが、その優しい国では初めて3日以上の滞在を希望します。ですが、最後は悲しい結末になってしまい、当時の自分はすごく切なくなりました。
ライトノベルのなかでは有名な作品ですが、読んでない方にはぜひオススメしたい作品です。