加速していく中村ワールドを堪能できる1冊。
面白いところ。
1巻よりもさらにスピード感と破壊力を増したギャグパワー。短編集の詰め合わせで構成された本作は謎の陶芸家親子から「荒川アンダー ザ ブリッジ」に登場するキャラ達までもその原型となる姿をかいま見せるなど、笑いの破壊力とバリエーションは抜群です。
好きなキャラ。
人面アコヤ貝。無駄に鼻が高い彼は「海底貴族」だそうです。…トレビアーン!!
好きなエピソード。
「おじぞう様」おばあさんの盛大な勘違いから始まるこのお話、暴走するおばあさんがたまりません。そして、結構おしゃべりなおじぞう様もなんだかツボりました。
作品に関する思い出。
1巻を読んでからすぐに続きを読みたくなり、どっぷりとハマっていた記憶があります。
おすすめ。
短編集がたくさん詰まっておりどこから読んでも楽しめる、そしてそのスピード感と凝縮された笑いがたまりません。とにかくギャグに浸りたい時にオススメです。
作者に関して。
ゲームが大好きとのことです。アクションや戦闘シュミレーションをよくプレイしており、意外にもRPGは苦手とのこと。