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このミステリーがすごい！大賞作品「生存者ゼロ」
この作品はこのミステリーがすごい！の大賞作品です。でも内容は一般的に思われるミステリーととは違い所謂SFモノです。話の北海道で発生したとある感染症の爆発感染を本州まで広めない為に自衛隊員と天才感染症学者が立ち向かう、というものです。
途中までは政府の動きの悪さを風刺しつつ、パンデミック(世界的爆発感染)を防ごうとしているのかと思うのですが、この感染症が実は感染症ではなかったという大どんでん返しがあり、かなり驚かされました。
内容としてはSFモノですが、実際に起きてもおかしくないのではないかと思わされる話でした。夜中に読んだので、本当に怖くて昼間に読めばよかったと後悔しました。
主人公は屈強な自衛隊員で、登場人物も男だらけで、むさ苦しい！と思っていたのですが、途中からクレバーな美人が主人公の相棒として登場して、恋愛関係にも発展するのかな？という描写もあります。怖い、むさ苦しいだけではなくて安心しました。
