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美味しんぼ(文庫本)53巻第6話「アイスクリームの原点」感想&あらすじ・東西新聞社には託児所があるので夫婦共働き…ネタバレ注意。


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  • 作:雁屋哲  画:花咲アキラ

一言感想

山岡士郎の妻、ゆう子が仕事に復帰した。東西新聞社には託児所があるので夫婦共働きでも安心できる。
ところが根が真面目なゆう子は仕事と子育てのどちらも張り切りすぎて倒れてしまう。
入院したものの一切の食欲がなくなってしまい、夫の山岡たちも困ってしまう。
そんな時に「アイスクリーム」ならば食べられるといったゆう子のために、中松警部の妻、歌子のアイスクリーム屋で協力してもらい、最高のアイスクリームを作る山岡。しかしゆう子は一口しか食べられなかった。

そのことを山岡と一緒にゆう子の世話をしていた中川チヨが、海原雄山に話す。
すると翌日には雄山自身が病室を訪れ、ゆう子にその場での手作りのアイスクリームを振る舞う。そのアイスクリームの口の中での溶け具合に、ゆう子は食欲を取り戻すのであった。

面白いところ。

ゆう子が病気などになり食欲がなくなると、夫の山岡の料理ではなく、義父の雄山の差し入れによって元気になる。
これは雄山の方が上だからか、山岡への無意識の心の甘えなのか。

好きなエピソード。

雄山の心配りに感激して、「子供たちが人間としてしっかりとした原点をもった祖父を持てて幸せです」というゆう子。
山岡に対しても「あんなに幸せな祖父を持って幸せな子供たち」と言っている。
仲直りさせるにはゆう子の存在と子供たちが鍵なのでしょう。