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死役所第1巻(あずみきし)感想&あらすじ・主人公は、様々な理由で亡くなり、物語の舞台となる…(ネタバレ注意)。


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死役所第1巻/漫画:あずみきし

書店で見かけて思わず買ったマンガ。一話完結式で、長いストーリーが苦手な方でも読みやすいです。話ごとの主人公は、様々な理由で亡くなり、物語の舞台となる死役所に行き着きます。

そこで総合案内のシ村さんを初めとする、死役所の職員と出会い、必要書類を記入し、成仏、地獄行きなど新たな道へ導かれます。途中主人公となる死者が死に至るまでのエピソードが回想として描かれており、いじめを苦に自殺した少年、恩人の社長をかばって死んだ女性、虐待によって死んでしまった心優しい少女、死刑になるために沢山の子供を殺した殺人犯など、中には涙を誘うものもあります。実際私も虐待によって死んだ少女のエピソードが描かれる「あしたのわたし」では思わず涙しました。ストーリーが進むにつれて死役所の職員の人柄、元々人間であったこと、職員には死刑になった者しかなれないことなど、今後この物語の核になるであろう伏線が出てきており、今後の展開が楽しみな作品です。