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君と僕全11巻(堀田きいち)感想&あらすじ・主人公たちは進学していくのに緩やかに時が流れていく…ネタバレ注意。 #漫画


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感想

高校生の時夫と、その友人たちとこのマンガを回し読みしていたのですごく思い出深い作品です。秋、一緒にお弁当を食べながらロクでもない話をした事、冬、ストーブの上でチョコやミカンを焼いて食べた事、春になって卒業して遠距離恋愛になったこと。この作品で懐かしい教室の匂いを思い出し、懐かしい日々を思い出しました。どうして忘れていたんだろうと思うくらい素直な気持ちで高校生の日々を送る主人公たちに思わず、大人買いして通して読んでしまいました。

主人公たちは進学していくのに緩やかに時が流れていくのでまるで一緒に行動しているような気分になれます。それぞれにストーリーが進んでいくにつれて好きな人が出来ていくのがいいです。子供のころ、憧れていた高校生活は期待した以上に充実していて苦しいくらい楽しいことしかなかった、たまに悩んででもそんなこと友達や恋人がいればすぐに解決してしまった、そんな日々を再現しているようでずっと懐かしい、羨ましいような気分になっていました。丸みを帯びたタッチのがとてもかわいらしく、背景やセリフもすごくこだわっていて、特に夕焼けの感じがすごく好きです。主人公の一人がメリーという女の子に告白をするシーンがあるのですが、オレンジ色の夕焼けに浮かんでいる二人のシルエットを想像してうっとりしました。何年たってもこの作品は本当に大好きなのでみんなハッピーエンドで終わってほしいなと思います。