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新撰組異聞PEACE MAKER全7巻(黒乃奈々絵)感想&あらすじ・歴史上に実際起こったことに沿っているシーンがあるので…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

とっても綺麗な絵で、中学生の時に友人の家でみんなで読みました。結構歴史上に実際起こったことに沿っているシーンがあるので怖くなることもありました。先に続編の「PEACE MAKER鐵」の方を読んでいてなんて悲しくて恐ろしい嫉妬の話なのだろうと思っていたので、次にこちらを読んだ後その過去のあどけない子供時代を読んでいるような気分になりました。

舞台は京都の町で、鈴という少年に出会いその子と大喧嘩したのちに大親友になります。その友情のせいでこの作品がどす黒くゆがんでいくのですがもうこの時点で歴史のことは頭に入ってきませんでした。声が出なく話せない少女、沙夜との淡くてカワイイ恋愛も外野内野のいがみ合いによってどんどん主人公市村鉄之助の弱点になっていったりして切なくなりました。アニメ化していたことは知っていましたがまさかドラマになっているのは知りませんでした。おどろおどろしい場面を想像できるようなシーンもあるのでびっくりです。ずっと休載されていたので残念に思っていたのですが最新刊が今年5月に発売されたときいて読みました。鈴が鉄之助を憎むのはお門違いだとずっと思っているのですが間接的に自責の念もあっての苦悩の末なんでしょうか。どうか鈴、鉄之助、沙夜の3人はきちんと幸せになって終わるのを願ってしまいます。