ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-全28巻(CLAMP)感想&あらすじ「カードキャプタ―さくら」とも深くつながっていて後付け感が半端ない…ネタバレ注意。 #マンガ


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

感想

「XXXHOLIC」と昔同時進行で読んでいましたが当時は悪趣味な宗教っぽい話だなと思っていました。何かを叶えるためには何かを犠牲にしなきゃいけないなんて残酷すぎると思っていました、最後まで全部読むまでは。最も悪い、悪の大王の様な存在のあの男がなぜこんな壮大な物語にしなくてはならなかったのかの理由を知って悲しくなりました。

死んだ人に会いたいと願うのは誰もが同じで、ある人は宇宙に行ったら会えると思ったり、ある人は死体を保管しておくことでいつか蘇ると信じてそうして悲劇を生んできました。大まかにいうとこの作品はこういう話で最後まで読むと飛王に同情せざるを得なくなります。途中途中ですごく難しい言い回しやとても情などが存在しないような出来事があったりして涙が出ましたが、最後は結局「会えてよかったね」で終わったので本当によかったです。「カードキャプタ―さくら」とも深くつながっていて後付け感が半端ないですが最後は少しほろ苦かったです。さくらと小狼はハッピーエンドでしたが他の二人はいまいち納得するような問題解決をしないような感じがじてもやもやしましたが、自分自身で納得することだとしたらまあありかなという感じです。人生は選択だらけで何か一つでも違っていたら今の自分ではないというのが前提なので、この人生の中で出会えた愛する人の存在を深く考えさせられる作品でした。