ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

たましいのふたご全2巻(三原ミツカズ)感想&あらすじ・心地よい終わり方のなのがすごくよかったです…ネタバレ注意。 #マンガ


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

感想

心地よい終わり方のなのがすごくよかったです。既に死んでしまっている二人の子供の死ぬ前の記憶が苦しくて、でも二人で乗り越えられると信じて思い出したくなかった「一番つらいこと」を思い出しそしてまた生まれます。私のお腹にいる子供はどんな思いを胸に宿ってくれたのだろうと考えてしまうくらい、子供の感情についてとても繊細に表現してあるので何度も感動して涙が出ました。

この三原ミツカズという作者はゴスロリ系の服装で描いていたのでてっきりそんなふうに服飾関係のマンガしか書いていないかと思っていましたが、この作品を読んでもっとたくさんの作品を読んでみたいと思いました。この作品中で主役となる二人の生前の記憶で過去に会っていたということに運命を感じました。二人の死因に共通していた親子の愛の話はそれが事実、愛だったかも確かめようがないと思いますがそれでもとても感謝しているという二人に涙が止まりませんでした。親が子供を愛するのは当然ですが子供は親がどんな人間でもそれでも愛してと願うんだなと感じました。最後、二人が一人の命になって生まれてきたのには感動というよりは愛しいような気持ちになりました。これで離れることもないね。よかったね、とまた泣いてしまう私でした...。