ナカノ実験室

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もやしもん全13巻(石川雅之)最終回感想・酵母の仕組みが分かりやすいからと渡されたのがこの本…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

新卒で入社したのがシャンパンの工場だったのですが、酵母の仕組みが分かりやすいからと渡されたのがこの本でした。肉眼で菌が見えるという何とも羨ましい能力をもつ主人公と仲間たちで巻き起こる学園生活を描いたものですが、デフォルメされたキャラクターたちがかわいくて、農業高校出身の私の高校では誰もが夢中になって読んでいました。

この作品で農業高校のイメージが変わったように思えます。実際、この作品がブームになった翌年の母校の受験志願率は4倍だったそうでおどきました。私は学力の問題でそこに入学したのですが農業に関わるのは楽しいし、この作品で出てくる事の簡易版みたいな授業ばかりでしたので夢中で読んでいました。社会人になってまたこの作品を読み返すことになるとは思いませんでしたが。少々ぶっきらぼうに説明される発酵食品たちの仕組みを誰もが納得するように描かれていて本当にすごいです。恋愛や友情の感じも練りこまれていて面白いですが、主人公の親友が女装するというのは最後まで意味がわからなかったです。最後、主人公は他人にも菌を見せられるようになったのですが羨ましくて仕方ないです。もし人間意外と話せる能力があったらと考えると人生が何倍楽しくなるか想像もできません。感動的な結末でしたが、終わってしまったのが非常に残念です。