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麻宮さんの妹全3巻(あさの)感想&あらすじ・戦争につながるくらいの複雑で重い話になっていくとは…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

学園ものを予想していたのですが全く違う内容に頭を殴られたような衝撃を受けました。読み始めのころは真夏の女2人の冒険、のような爽やかな感じを期待していましたがまさか戦争につながるくらいの複雑で重い話になっていくとは思いませんでした。これからどのような展開を見せていくのかものすごくどきどきしますが、それにしても世界感というか作中でずっと真夏なのがすごく素敵です。

夏という季節が好きなせいもあるのですが、夏独特のけだるさと爽やかさがすごく伝わってくるし、あの青臭いような蒸し暑い感じが伝わってきそうなくらい夏が表現されています。イラストの優しいタッチからでは想像もつかないくらい、結構残酷に主人公が翻弄されます。なぜ「麻宮さんの妹」なのかというと実は麻宮さんという人物が犯罪者で国際指名手配されているくらいの重い犯罪を犯しています。その犯罪者の妹なのが主人公麻宮あおいなのです。でも彼女はものすごく大食いであったり、信じられないくらいの知能、馬力をもっていることからもしかしたらにんげんではないか、それかとても特殊な人体構造をしているのかもしれません。父親の形見であるなにかが詳しく書かれているスケッチブックを大事にしておりそれが何なのかものすごく気になります。一度誘拐された、その犯人にスケッチブックをとられてしまうのですがのちにそれを取り返すのか、そして姉を探す旅はどうなるのか展開が全く読めなく、始終どきどきする作品です。