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夜は短し歩けよ乙女/全5巻(原作:森見登美彦&作画:琴音らんまる)感想&あらすじ・主人公は「私」本名は調べても出てきませんが春男…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

この作品はちょっと変わっていて語りかけるようなセリフが多くファンタジックな要素が多いです。主人公は「私」本名は調べても出てきませんが春男という名前?のようです。あまり運がよくなく、平凡な容姿で黒髪メガネの男です。彼は黒髪の乙女という本名不明の大酒のみの天然な女性に恋をするところからストーリーが始まります。

真面目なのか変質的なのかわかりませんが、恋をした相手の「外堀から埋める」というよくわからない恋愛観をもっていて、「乙女日記」という彼が乙女についての行動などを調べたことをまとめた物を所持していたり、なんだかストーカーチックです。最初こそ疑問符でいっぱいの恋でしたが、乙女も次第に惹かれていく描写があったり、彼が風邪をひいた際なんかは看病に来た時に顔を赤らめたりしていてとってもカワイイと思いました。単行本のカラーページでは、鮮やかでくっきりとした赤が和風な感じや鯉のきりっとした感じがとても綺麗に映えていて素敵だと思いました。この作品は原作が小説だそうで、そちらでは語り手がいるようです。調べてみるとなんと舞台化もされているようで驚きました。最終巻ではどうにかデートに行くことになり、きちんとハッピーエンドで終わっていました。