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もうすぐ死ぬひと2巻(原作:竹井10日・作画:清瀬ひろき)感想&あらすじ・主人公の小湊陸はゲームのデザイナーを目指している…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

主人公の小湊陸はゲームのデザイナーを目指しているごく普通の高校生の少年。ある日、転校してきた美少女のどかと放課後に話をしていると「もうすぐ死ぬ動画」の話を口にします。のどかと別れ際に「これからよろしくお願いします」と握手をした瞬間彼女は陸の目の前で死亡します。恐ろしくなった陸、幼馴染の葉樹、学園のアイドル的存在の莉子とその動画について調べます。

するとそこには3人の恐ろしい姿で殺される動画が。その動画にはある線がんがされており、その宣言のせいで彼らの運命がどんどん悲惨なものになっていきます。はじまりはなんてことはないラブコメディでした。のどかのセリフの瞬間からすべてが狂っていく感じが怖いです。一番怖いのが葉樹で彼女は人一倍怖がりなせいか誰よりも早く心を壊してしまいます。もともと繊細な人だったのかも知れません。ひとくくりにすると男の子一人を奪い合う、ハーレムの様な学園争奪戦なのですがそこに生死が関わっていることから心に来る恐ろしさにぞっとします。単純なホラーではなくサイコサスペンスの様な感じで死んだ人よりも生きている人の方がどれほど怖いかというのを思い知らされます。もし自分がこのような動画があったら絶対信じないと思いますが、目の前で実際に人が死んだらと思うとこうなる運命は避けられないのかなと思います。