どうしても番外編が読みたいフルーツバスケット
フルーツバスケットは十二支の呪いが解けるまでを描いた、文字通りハートフル、な漫画です。
主人公の透が、十二支の呪いにかかっている人達と接し、みんなが生きる希望や優しさを見つける手助けをします。
最終回は、恋愛対象として好きになった夾に告白するのですが、夾は自分が化け物だということがコンプレックスで、透を傷つける、透に裏切られるのがこわい、と自分で自分を赦せずに逃げまくります。
しかし、透は夾を捕まえて、受け入れ、卒業後は二人で暮らしていくことになります。
他の十二支もそれを知って、自分たちも各々ちゃんと生きていこう、幸せをみつけにいこう、という光溢れる終わり方です。
夾と透の最終回は、おじいちゃんおばあちゃんになって、孫がいるくらい時間が流れています。
十二支の呪いによって手も繋ぐのが難しかったふたりですが、数珠なしに手を繋いであるく姿が描かれています。
無事に暖かい家族を得て、幸せに、幸せに暮らしている表現に、泣いちゃいます。