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かんしゃく玉のゆううつ全1巻(種村有菜)感想&あらすじ・忍者の血を引いた女子高生山乃鰍はくノ一で山乃我流の秘伝の武器、「紅葉」を使う…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

この作者さん大好きなので、何度も読み返している作品です。かんしゃく玉の憂鬱というのは単行本の題名なのですがこの題名の作品を含めた4本の短編作品を読むことができます。かんしゃく玉の憂鬱のあらすじは、忍者の血を引いた女子高生山乃鰍はくノ一で山乃我流の秘伝の武器、「紅葉」を使うことができます。女の子らしい、お茶や料理、裁縫などが苦手な彼女は茶道部の部長である藤崎隼人という先輩に憧れていました。

この作品で面白いのが、主人公はなぜかおでんを作るのが上手で、幼馴染の谷本勇我は彼女の作るおでんが好き。というか、主人公に惚れていて彼女をかけて藤崎と決闘を行う、というのがこの物語最大の盛り上がるところです。この作者の中では珍しいなと思う忍者モノでなかなか作画がぐちゃっとなているところもあり、この作者の特徴である超巨大な眼球も最高潮といった感じで違う意味で楽しむことができました。

小学生の時代に友人に借りてこの作品を読んだのですが、やっぱりこの「かんしゃく玉の憂鬱」という題名はまったく理解できませんでした。かんしゃく玉というのを母親に聞いてもなんだかチンプンカンプンでよくわからないし、大人になってから実物をみたらますますこの作品との関係性が謎になりました。「紅葉」とか綺麗な単語が出てきているのになんでそっちを使わなかったのかなと思います。ラブバトルといった感じの流れなので憂鬱もちょっとしっくりこないです。