ナカノ実験室

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あさっての方向。全5巻(山田J太)感想&あらすじ・主人公は小学6年生の女の子、五百川からだ。両親が他界してしまい…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

主人公は小学6年生の女の子、五百川からだ。両親が他界してしまい、今は兄の尋と一緒に二人暮らしをしています。彼女はいつも兄を楽にさせてあげたいから早く大人になりたいと願っていました。そんなある日、突然その願いが叶ってしまい、尋の元恋人である野上と年齢が入れ替わりからだは大人の女性になってしまいます。

彼女たちの体が変わってしまったのには「願い石」と呼ばれる石のせいだと思われるようですがめちゃくちゃ欲しいです、その石。どうやら、兄の尋は実の兄ではなく、尋の叔母と尋の間に出来た子供であるようなのですがなんて気持ち悪い展開なのだろうと思います。そんな近い親戚内でそんなふうにするなんて気持ち悪くて仕方ないです。

いわゆる萌え絵のようなタッチのイラストであるのにも関わらずストーリーはすごくじっとりと重く、汗ばんでいくようなあの夏の不快感を覚えるような印象を受けました。なぜかそんなに、というか怖いはずないのにホラーを読んでいるような気分になるので不思議です。精神に来るようなピリッとした怖さが面白いなと思いました。謎を上手く隠して、伏線を面白く読者に魅せるのが上手い人だなと感じました。主人公の名前がなんであんなにおかしな名前なのかもすごく気になります。