」で便利でお安く。宇宙兄弟24巻六太が大好きです
待ちに待った24感です。前巻で姿を消したカルロの話しがメインです。どこか掴みどころのないカルロが姿を消し、その理由を知っているのはエディ・Jと六太だけ…。ジョーカーズのメンバーからカルロ不在について問いただされるエディですが、理由を話すことをやんわりと拒みます。
カルロのためを思って黙っていることは明白なのですが、メンバーはイライラ…。というのもこのままではカルロがジョーカーズから外されてしまうからです。カルロの代わりに来た、"パーフェクツ"の青年はジョーカーズと噛み合わぬことばかり…。そんな中故郷イタリアで実の父親の死を看取るため、カルロは刑務所へ赴きます。
父親は筋金入りのマフィアだと思っていたカルロ、マフィアとつながりがあることがNASAにバレれば宇宙飛行士として終わりだと考え、親父の死を看取ることにしたのでした。しかし父の死は、カルロの想像とは全く違う方へと続く現実を教えてくれるのです。父、かっこよすぎるなぁ。
そして場面は変わり、日本のシャロンです。もうシャロンと六太の約束を思うたび、早く六太に月へ行って欲しいと心から思いますね。早くシャロンに、あの小さな惑星"シャロン"の鮮明な姿を見せてあげてほしい…！今回のシャロンの話しで、まだシャロンが希望をなくしていないことがわかり、それが一番の救いでした。全体的にしっとりとした巻でした。次巻はこの空気を吹き飛ばすようなパワフルなお話しが読めることを期待しています。あと、ASL協会の宍戸さんが室井滋さんにそっくりなのがウケました。
