感想
中学生の時、どんな女の子も読んでいた作品です。主人公は永倉世莉という高校生の女の子。夏休みの最後、彼氏を作るラストチャンスとばかりに気合いを入れて合コンに望みます。しかしそこで出会ったのが昔の空手仲間で、初恋の男の子、早坂碧樹に再会します。
そんな早坂に合コンを失敗させられた世莉はなぜだか早坂の家の空手道場の夏合宿のお手伝いをさせられてしまいます。当時もとても気になっていたのですが、口から下の謎の空間がとても違和感です。なんというか、登場する人物たちがみんなアゴっています。
しゃくれているというか顔がアゴ(?)というか、この作品以外にもこの当時の作品にはありがちな、とがりアゴや巨大な眼球、二重の線の上にあるなぞのくぼみなど、読み返してみると気になる顔面構成過ぎて笑ってしまいます。本当はこんなところのレビューなんかしてはいけないのでしょうが。
内容は多少強引な普通の恋愛漫画です。タイトルがまさに「レンアイ至上主義」ですからね。当時は「なんてステキ!」と思って読んでしましたが、至るところでぶちゅぶちゅとキスしすぎだと思います。もうなんか途中から「今日のキスは~だった」とか分析し始めてるし、なんで付き合ってないのか謎です。