」で便利でお安く。キャッツアイ 2人の絆を繋ぐものがなくなった最後に
私の懐かし漫画といえば、キャッツアイです。
美人三姉妹のこの話の中の瞳や泪、愛ちゃんが、何故かカッコ良く憧れにも似た感情を抱きながら見ていました。
泥棒という、自分とは関係ない世界、危険を犯しながらもひとつの目標の為に盗み続ける彼女達の立ち回りが、とても面白かったです。
最終巻では、瞳ととしおの切ない関係の清算が待っていました。何年も恋人として、そして刑事と泥棒という、稀な関係の2人の絆が、素晴らしく強く素敵だなぁと思いました。
でも、やはり普通の恋人同士より、刺激のある泥棒と刑事の関係の方が、2人を強く繋いでいた。そんな切ないコトってある？って感じで、もう目が離せず夢中で読んでいました。それがまた2人とも同じ気持ちっていうところが又切ない。
とうとう瞳が自分の正体を明かし、希望を告げながら目を向けた先の瞳、霧が晴れて驚くとしおに瞳が別れを告げる…。
あり得ないです、そんな切ない、しかも両想い！もう気にしないで幸せになりなさい！って言いたくなりました。
海外に移り住んだ瞳をとしおが追いかけ、やり直す。瞳が記憶をなくしていたのにも関わらず、これで良かったんだというとしおがすごく好きになりました。
