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H2・エイチ・ツー(あだち充)最終回・結末感想ネタバレ注意!比呂のひかりへの想いは潔いくらいの真っ直ぐな想い…。 #COMIC


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H2最終回、4人の想いは交錯する

私の懐かしの漫画、それはあだち充のH2。野球を通じて出会い、4人の物語が始まります。この作品の最終回は甲子園で主人公国見比呂(くにみひろ)ともう一人の主人公橘英雄(たちばなひでお)が対戦し勝った方がヒロインである比呂の幼馴染雨宮ひかり(あまみやひかり)と付き合うという青春どストライクな熱い展開。
幼い時から近くにいた比呂とひかりの関係、そして友人である英雄をひかりに紹介した比呂、その時は無邪気な子ども。大人になったら小さい頃のようには付き合えない。英雄のことは大事な友人、ひかりと英雄のことは応援したいが自分の気持ちには嘘を付けない。比呂自身の心の葛藤が切なくなります。また、野球部のマネージャー古賀春華(こがはるか)とのやり取りも非常にワクワクします。自分に好意を抱いているのはわかっている、春華はモテるしそこに寄ってくる男たちには手を出されたくない、なんだかお兄さんのよう。そして、甲子園での対戦。直接対決最後の打席、英雄の脳裏にはスライダーが・・・しかし、比呂の想いはど真ん中に渾身のストレート。比呂のひかりへの想いは潔いくらいの真っ直ぐな想い。それを見ていたひかりは比呂のことも、英雄のことも好き・・・。勝負に勝った比呂だったが、結局ひかりとは付き合わずもう一人のヒロイン春華と・・・。そして、甲子園決勝戦が始まる・・・。
結末をあえて描かないで読者に想像させる。この作品の楽しみ方は読者一人一人違った解釈、ストーリーを楽しめるところ。あだち充の演出がなせる技です。