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グリーンヒル/最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・初めは5年後という描写で、床屋さんの「イトキン」、学生の「シノビダ」、「関口」の…。 #漫画


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「グリーンヒル」世の中の”めんどくさい”に打ち勝ちたい

初めは5年後という描写で、床屋さんの「イトキン」、学生の「シノビダ」、「関口」の状態が書いてある。
イトキンは浮気が原因で妻と別れ、女祈祷師と共同生活して道行く人を勧誘。シノビダは大手文房具メーカーに勤めるも北海道に転勤となり彼女と別れ、消息が分からず。関口は彼女と子供ができてしまい、大学を退学。懸命に働くも無理がたたりけがをして失業。パチンコ三昧の生活となる。

以上、リーダーこと「岡ミドリ」さんの妄想でした。
ただ、このことを聞き主人公の「関口」は5年後ないしは将来のことに関して考え始めます。バイクチームに入る前は生きる目的がなんなのか、社会から必要とされているのか、考えてばかりだったが、今は違うという描写もありました。そして、道端に寝ているホームレスを見て、「人類最強の敵であるめんどくさいに打ち勝ち、立派な大人になりたいなあ」とこぼして終わりです。

この漫画が伝えたかったのは、今を生きる学生や若者のモラトリアムを踏まえつつ、世の中で色々ある「面倒」なことに立ち向かっていかなければならないということではないでしょうか。大人になって思いますが、世の中は正直めんどくさいことだらけです。でも、それで何もしないわけにはいきません。本当に、マジでめんどくさいけど、頑張ってめんどくさいに勝たないといけないんだなあと、学生時代考えさせられました。

ギャグ要素の強い古谷実さんの作品ですが、ときどき人生について考えさせられる時がある内容の濃いマンガです。