僕のヒーローアカデミア№54「Reインゲニウム」(堀越耕平)
簡単なあらすじ。
飯田が兄や友人、そしてヴィランであるステインの言葉を受けて己を省みた話。
ステインの【個性】である「凝血」が解け、参戦する飯田。轟もあわせて二人がかりでも圧倒される。飯田は腕を刺され、地面に縫い付けられる。立ち上がったデクは足を負傷している。
それでもふたりは跳びあがってステインに一撃をぶつける。
面白かったところ、一番好きだったシーンは?
私欲を優先させるなんてヒーローではないとステインは言う。それを原理主義だと切って捨てる轟だが、飯田はその通りだと受け止める。それでも戦う理由がある。
「俺が折れれば、インゲニウムは死んでしまう」
そう宣言する飯田のシーンは本当に熱かった。正統派の少年漫画のノリで、迷いを吹っ切り立ち上がる姿は眩しいほど。それを即座に「論外」と切り捨てるステインには苦笑してしまったが。
好きなキャラクター、注目した登場人物は?
飯田。少しだけ間違えて、でも友人の助力で立ち上がる姿は主人公かと見紛うほど熱い。無論、本来の主人公たるデクも最後に捨て身で殴りかかる場面はよかった。轟も合わせて三人の強さや熱さが上手く描かれていると思う。
次回の展開予想や希望や想像など。
ステインの扱いをどうするのか。できれば長く使ってほしいと思うが、三人がかりとはいえ子供にやられてしまうとインフレした際についてこれなくなるのではないだろうか。それとも実はまだ実力隠してますとかなのだろうか。それはそれで舐めてかかったのかとキャラクター性がわからなくなるけれど。
ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。
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