ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

スポンサーリンク

BALLAD 〜バラッド1巻/感想ネタバレ注意!あらすじ・死人に対する考察がひときわ強いなるしまゆりの新連載…。 #COMIC


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

BALLAD 〜バラッド〜 1巻 なるしまゆり:生き返ってくれたら嬉しいよね……。

死人に対する考察がひときわ強いなるしまゆりの新連載。小野不由美作品を知る人なら、『屍鬼』を思い出すだろう。死んだ人間が帰って来ることに喜ぶ人、戸惑う人、さまざまいる。主人公は、驚きながらも喜ぶ側だ。理不尽に殺された兄たちを失った立場がそうさせている。

死人が帰って来る、というのはホラーではある種の定番になっているのかもしれないが、なるしま作品では小道具がさらに不気味さを醸している。「アハシマ」と箱書きのある”そうめん”(に似た物)が死人の体を構成しているようなのだが、この『アハシマ』が糸のような、または虫のような感じで、死人を操っているようにもみえる。死人もただのゾンビではなく、意思もあるし生前の記憶も感情もあるので「自分は生きているといえるのか?」と悩む余地が生まれて葛藤をもたらし、物語に奥行きを持たせている。

作者は巻末で「別の漫画の主人公が出した答えと違うもの、書ききれなかったものを書く」という意のコメントを残しているが、これは『少年魔法士』のイブキの事だろう。少年魔法士では、「人間を作る(甦らせる)ことは禁忌だ」と、半ば狂気へ落ち込みながらもイブキが守った心だ。しかし、不意にいなくなってしまった者たちが、目の前に再び帰ってくればそれを殺すのは酷だろう。

この『BALLAD』の幼い少年・竜助が必死で守ろうとするもの。それは答えは違えど、『少年魔法士』のイブキが守ろうとした命の尊厳と同じなのではないだろうか。
『不死者あぎと』『終電時刻』などと重なる、死者と生者へのなるしまゆりの眼差しに期待する。

ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。

主人公の女の子が、学校一のイケメンと恋に落ちるというよくあるシンデレラストーリーで、気兼ねなく楽しめる作品です。

花にけだもの全10巻(杉山美和子)感想&あらすじ・主人公の女の子が、学校一のイケメンと恋に落ちる…ネタバレ注意。 #マンガ - ジャンプ部屋ブログ

ここが殺せんせーに辿り着く前の、言わばラスボス的な相手と考えると、そう簡単にはいかないだろうとは想定されますが、カルマと渚が良い感じに活躍して、なんとか辿り着く展開じゃないかなぁと考えてます。

暗殺教室第168話「開花の時間」感想&169話予想+あらすじ・確定ネタバレ注意!カルマの指揮のもと、知り尽くした山の中で次々と部隊を倒していく…週刊少年ジャンプ感想02号2016年 - 面白い漫画を教えてください。