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感想・書評「カラフル:森絵都」ネタバレ注意・死んだはずの僕が他人の人生をもう一度生きていく(レビュー)。 #読書


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「カラフル」死んだはずの僕が他人の人生をもう一度生きていく

【カラフル】著者名:【森絵都】巻数:【1巻のみ】
最近上記本を読みました。
なぜこの本を選んだかと言われたら、なんて言ったって最初の書き出しが興味をそそります。
「死んだはずのぼくの魂が(中略)流されていると(中略)見ず知らずの天使が行く手をさえぎって「おめでとうございます、抽選に当たりました!」」
まずその最初の数行の時点で読みたい!と思いました。

なんだ、その展開。
まず第一に主人公が死んでいることも珍しく目を興味深いのに、そこに天使が出てきたと思ったら「抽選に当たりました!」なんて…。
これは読むしかない。そう思ってすぐに本屋で購入いたしました。
まず大きな過ちを犯して死んだ「ぼく」から始まります。
「ぼく」には前世の記憶がありません。しかし罪を犯した魂なのだと天使「プラプラ」から教えられます。
罪を犯した魂は転生することができない、しかしそれではあんまりなのでときどき抽選で当たった魂だけが再挑戦のチャンスを与えられます。
つまり「ぼく」はそんな抽選に当たった、選ばれたキーソウルなのだとか。
もちろんプラプラのボス、つまり万物の父の決めたことには逆らえません。
断りたいという「ぼく」の訴えは聞き入れられることなく、プラプラに導かれ「ぼく」は再挑戦に挑むことになります。
そこで「ぼく」は三日前に服薬自殺を図った少年「小林真」の人生を再挑戦することになりました。
「小林真」の身体にホームステイして、「ぼく」は修業し、修業が進むと前世の過ちを思い出してきて、思い出した時点でそこで再挑戦は終了。
無事に借りていた人間の身体から離れて昇天できる…という流れのようです。
意識が戻らず危篤な真の身体に入り「ぼく」は「小林真」として短期間ではありますが、生きていくことが決められます。
しかし、「ぼく」の入った「小林真」の人生は想像以上の環境でした。
と、簡単なあらすじです。
本自体はとても読みやすくサクサクと読んでしまいました。
とにかく「ぼく」の心境がとても細やかに想像しやすく書かれています。
展開がわかりやすく、この先はどうなるんだろうと、どんどん読み進めてしまう物語です。
最後の展開にはあっと驚かされることも…みなさんもぜひ一度読まれてみてはいかがでしょうか。

ありがとう寄稿。

受信料の契約に、身長180センチもあるような30代の男性が、夜八時半にやってきます。大変怖いです。NHKに連絡しました。

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