「雪花の虎」1巻 東村アキコ・著
このマンガは、女・上杉謙信の一代記です。私は歴史の分野には疎いので、恥ずかしながら上杉謙信が女性であったという説があることを、この本を手に取るまで知りませんでした。戦国武将であるのに生涯独身を通して子供もいなかったことや、婦人病、生理痛に苦しめられていたらしいことなど、根拠は色々とあるようです。真実は分かりようもありませんが、謙信女性説とはロマンがあってすごくいいなと思います。
待望の第三子が生まれたものの、女の子であったためあからさまに落胆する父ですが、虎千代と命名して姫武将として育てる決心をします。父の期待通りに腕白で男らしい子に育った虎千代は、7歳で寺に預けられます。まだほんの子供である虎千代が家に帰りたいと泣く姿はかわいそうに思えてしまいましたが、父は何としてでも立派な跡取りにするべく、戦の勉強をさせたかったのでしょう。修行僧、宗謙との出会いが謙信の人生に大きな影響を与えたことなど、とても興味深かったです。
ありがとう寄稿。
旅芸人であるナゼル一座が王宮にやってきて、ルチアは芸のおけいこを見学したりして彼らとの交流を深めます。しかし座長のナゼルと夜更けに会っていたのをアファルサードにとがめられたことを発端に夫婦ゲンカが勃発。
黒燿のシークは愛を囁く4巻(神月凛・著)感想&あらすじ・旅芸人であるナゼル一座が王宮にやってきて、ルチアは芸のおけいこを見学したり…ネタバレ注意。 #マンガ - 面白い漫画を教えてください。