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僕のヒーローアカデミア№83「敗け」感想&84話予想+あらすじ・確定ネタバレ注意!ラストの切島の叫び。情熱的で真っすぐな発言は今までなかったのでは?と…週刊少年ジャンプ感想16号2016年


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僕のヒーローアカデミア№83「敗け」(堀越耕平)

今回の簡単なあらすじ。

林間学校編のエピローグ。

教師陣の焦りと不信。生徒達の迷いと不安。

病室に集まった爆豪と負傷者を除く15人の生徒達は「プロに任せるべきか」「生徒(おれたち)にも出来ることがあるのか」を、目を覚ました緑谷に問いかける。

面白かったところ、一番好きだったシーンは?

病室での、轟の「爆豪いねえからな」の一言。

戸惑う芦戸との対比で、生徒達の中にも、現実に向き合う側と現実に戸惑う側がいることに気付かされる。

この一言から後半の葛藤へと発展していく。

今回の好きなキャラクター、注目した登場人物は?

ラストの切島の叫び。

これほど情熱的で真っすぐな発言は今までなかったのでは?と思わせる。

銭湯シーンのない今回の一話の中で、切島のこの語りと表情が読者の気持ちをザワつかせてくれた。

次回の展開予想や希望や想像など。

緑谷が病室で目を覚ました時、母の「出久…もうやだよ、お母さん、心臓もたないよ」という言葉を思い浮かべている。

生徒達の問いかける「プロに任せるべきか」「生徒達にも出来ることがあるのか」の二択。

もしかしたら緑谷はこれに「もう戦うことはできない」と答えるかもしれない。

普通のバトルマンガではないこの作品は、こういった葛藤を乗り越え成長していく姿を描くところにある。

次号以降のオールマイトの言葉に注目。