」で便利でお安く。「夜のピクニック」恩田陸 もう一回青春したい！
この本を読んで、もう一度高校生に戻って青春したくなりました。
朝の８時から翌朝の８時まで歩いたり走ったりする歩行祭は、体力が落ちた今の私には絶対に無理だと思いますが…（いや、若いときでも絶対無理！）。思春期ならではの家庭や恋愛の悩みを相談したり解決したりしながら、青春時代をともに過ごした仲間と歩行祭を歩き抜くって、なんだかいいなぁと思いました。
歩行祭という特別なイベントだからこそ、打ち明けられることがあったり、感じることができたりするんだと思います。私もこんな経験をしてみたかったです。
この本の主人公の学校のように、一般的に進学校というものは勉強第一になってしまいがちです。ですが、この青春時代でなければ感じることのできない気持ちを大切にしなければならないと思いました。大人になってから振り返ることはできるけど、その時気づいたのでは遅いこともたくさんあります。青春時代って大切なんだ、今しかないんだ、という若いときの気持ちを思い出させてくれました。高校生の時に読んでおけばよかったと思います。
ありがとう寄稿。
自分の意思に反して周囲の人に振り回されてしまったり、自分を変えるためのあと一歩が踏み出せなかったり。自分の人生の舵取りがうまくいっていない、すぐにくじけてしまうと思っている人にお勧めの本です。
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