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感想・書評「牡丹酒」深川黄表紙掛け取り帖(二)山本一力 :ネタバレ注意・「仕掛け屋」四人組の物語、土佐まで出張って仕事をします(レビュー)。 #読書


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「牡丹酒」深川黄表紙掛け取り帖(二) 山本一力

江戸で活躍する「仕掛け屋」四人組の物語です。一作目は江戸での大仕掛けで、紀伊国屋文左衛門との交誼を結ぶようになった話ですが、二作目の「牡丹酒」では、土佐まで出張って仕事をします。土佐までは女性を伴っての道中で、ちょっとした道中記にもなっています。さて、土佐の酒を江戸で売るにはどう仕掛けるか?・・
大阪にも「牡丹酒」を売る話にもなり、今回は「善き人」にたくさん出会い、人のつながりが広がっていきます。四人の結びつきもより濃くなっていき、主人公は思い人と結ばれるようになるのだろうか・・で、本作は終わります。これは三作目が書かれるのではないだろうかと思われますので、期待して待つことにしましょう。
ヒロインの絵の名手の描かれ方が独特で、長身・おかっぱの切り下げ髪・見かけただけでは男性か?と思われる格好をしています。
本作では、だんだんと女性らしさが描きこまれ、女性として成長していく様子がうかがえます。
土佐の情景もきちんと描きこまれており、さすが!時代物の名手・山本一力の名作です。

ありがとう寄稿。

ワンダーはアメリカのNYを舞台に、ある男の子の日常を取り上げた物語です。ただ、彼には他の子とは大きく異なる点があります。それは見た目です。生まれた時から病気のせいで顔が想像を超えるほど醜いため、街を歩くと人は妖怪を見たような目で見てくるほど。

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