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感想・書評『錯視・錯覚ゲーム:中川越』ネタバレ注意「ついつい視野が狭くなっていることを実感」(レビュー)。 #読書


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ついつい視野が狭くなっていることを実感:『錯視・錯覚ゲーム』(中川越)

人間の視覚の盲点によって引き起こされる錯視・錯覚。代表的なものとして、1つの壺の絵が向かい合った顔に見える「ルビンの壺」が挙げられます。このルビンの壺を初めて知った時、多くの人が新鮮な驚きに駆られたのではないでしょうか?

あの時の新鮮な驚きをぎゅっと集めたのが『錯視・錯覚ゲーム』です。本書に収められた人間の錯視・錯覚を使った数々のイラストクイズを「これはこういうことだな」「これはよく分からない」などと解いていくと、ついついハマってしまいます。上手く正解を導き出した時の快感は何とも言えないものがありますが、上手く解けない時は自分の視野がついつい狭くなっていることを強く実感します。このことに気づくことができるだけでも、本書にチャレンジする価値はあるでしょう。『錯視・錯覚ゲーム』は視野が狭くなりがちな大人の頭を解きほぐすことができるクイズが満載なのです。子供だけではなく、ぜひ大人に挑戦して欲しいゲームブックです。きっとハマると思います。