はじめて考えるときのように「わかる」ための哲学的道案内(野矢茂樹) イラストに癒される
論理的思考力を身につけることが大事という記事を読み、そういうことには全然自信がない私も何かしなければと、数学の本などを買って問題に取り組んでは解けなくてイライラして終わり、ということを繰り返しています。
こういうこと以外に思考力を身につける方法はないかと思っていたときに知ったのが、この本の著者です。
著者の本の中でも、この本はとっつきやすいほうだと思います。
なによりイラストが多いので見ているだけでも癒されます。
とはいってももちろん、イラストを見ているだけでは意味がないのですが・・。
文章は決して難しくなく、むしろ優しいです。優しい文章で、深く考えるという方向に導いてくれます。
論理的思考なんていうと難しく感じてしまいますが、今までとは違う視点で考えてみるということだと私は思いました。
イラストに話を戻すと、もしかして私が知らないだけですでに人気があるイラストレイターなのかもしれません。
考えながら癒されるという贅沢な時間が得られます。