ナカノ実験室

ナカノ実験室が行う実験的なブログです。

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2014-03-06から1日間の記事一覧

中村工房1巻(中村光)感想&あらすじ・デビュー作、短編ギャグ集、少年系ギャグの作風が強く出ています…ネタバレ注意。

作者のデビュー作、短編ギャグ集。 面白いところ。 「荒川アンダー ザ ブリッジ」で有名な作者のデビュー作です。連載誌が少年誌だった為、現在より少年系ギャグの作風が強く出ています。しかし、河童など後の作品に繋がるキャラクターも多数登場しており、…

ここだけのふたり!!2巻(森下裕美)感想&あらすじ・まったり4コマ漫画、団地に住む奥様達をはじめ…ネタバレ注意。

笑える団地妻、教え子も凄い! 面白いところ。 元担任教師と結婚した20歳の「妻」と「夫」の年の差夫婦、まったり4コマ漫画です。団地に住む奥様達をはじめ、夫の同僚から友達、はては知らない人まで登場人物は個性溢れる人ばかり!なんと夫の学校では番長は…

感想・書評:火の粉(雫井脩介著)あらすじ・恐怖のノンストップサスペンス…ネタバレ注意。

寄稿頂きました。 火の粉 雫井脩介著 恐怖のノンストップサスペンス 裁判官の主人公が、無罪を言いわたした男が隣の家に引っ越してくる。ここからこの話はスタートします。徐々に距離を縮めてくる男に、裁判官は本当にこの男の無罪判決は正しかったのか疑問…

軍靴のバルツァー6巻(中島三千恒)感想&あらすじ・ヘルムートファン必見!なんとドレス姿を披露…ネタバレ注意。

ヘルムートファン必見!なんとドレス姿を披露。 面白いところ。 200名という多数の犠牲者達を出しながらも無事帰還したヴァルツァー達。そこに待っていたのは盛大な歓迎の嵐と、「知りすぎた情報」を持つ従軍記者の存在。そもそもエルツライヒに関する情報を…

感想・書評:魔術はささやく(宮部みゆき)あらすじ・推理小説の部類に入るようなのですが…ネタバレ注意。

寄稿頂きました。 宮部みゆきさんの魔術はささやく この小説は推理小説の部類に入るようなのですが、私には何を推理していいのか分からず、最後までドキドキしながら読みました。おやすみ前に布団で読み始め、最後が気になってラストまで辿りついたのが朝の4…

文豪ストレイドッグス全3巻(原作:朝霧カフカ/漫画:春河35)感想&あらすじ・登場人物が文豪家の名を持つ異能力者であり…ネタバレ注意。

面白いところ。 太宰治や芥川龍之介といった文豪書籍が好きな人には、誠に快楽的なツボである。登場人物が文豪家の名を持つ異能力者であり、能力名も「人間失格」「羅生門」と面白く脚色されてしまっている。 ト書きや台詞も文豪書籍の一文そのままで元より…

感想・書評:不毛地帯・山崎豊子/あらすじ・日本人が忘れてはならないシベリア抑留の真実…ネタバレ注意。

寄稿頂きました。 不毛地帯・山崎豊子 日本人が忘れてはならないシベリア抑留の真実 どうしたらここまで緻密な取材が出来るのだろう・・・山崎豊子さんの小説を読むたび思うことです。ほとんどが事実に基づき、実在した人物をモチーフししていることから、リ…

きみしか聞こえない・読切(原作:乙一/漫画:清原鉱)感想&あらすじ・聞こえないはずの声が聞こえて見知らぬ誰かと…ネタバレ注意。

面白いところ。 孤独の中で切望するあまり、聞こえないはずの声が聞こえて見知らぬ誰かと繋がったなら—。現実に起こりえない、と思う事が現実であるかのように引き込まれていく。携帯と情報過多の今だからこそ、 堪え難い孤独があり、主人公・相原リョウへの…