ナカノ実験室

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女王様ナナカ・感想ネタバレ注意!(原作・大槻ケンヂ/作画・西炯子)SM店で働く女王様「ナナカ」と…。


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タイトルの通り、SM店で働く女王様「ナナカ」と、ナナカに関わる人間のストーリー。
「SMクラブ!!」等と聞くと、痛そうなことをしたり?その世界観にはついていけない…等と思われがちですが、この作品に出てくるSMプレイはエロとは程遠く、

・バレーボールチームの鬼キャプテンと後輩女子(サラリーマン)との、台本を読みながらのなりきりプレイ。
・お嬢様と、お嬢様に仕える爺(若い男性)とのイメージプレイ(どうやら粗相をしてお嬢様に叱られたいらしいのじゃ)

などなど、ある意味見るに耐えます笑が、痛々しい描写はほとんどありません。

むしろ現実味のある生々しいSMクラブの様子に、新しい発見があるかもしれません。

更に驚くことに、原作者は筋肉少女帯として一世を風靡した大槻ケンヂ氏によるものです!
若かりし頃から映画を見漁った大槻氏だからこそなしえる、笑いと真剣なシーンとの切り替えのセンスが抜群なのだと思います。

ちなみに巻頭の方では80年代を彷彿とさせる画風ですが、
月日が経ってから続編が掲載されたせいか、後半はまったく違う画風になっています。
現在の西先制の画風ですね。

全一巻 好評発売中です。

こちらの記事は、在宅ワークにて募集した記事です。詳しくは、以下の記事をどうぞ。