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闇金ウシジマくん1巻感想レビュー!闇金金融会社の社長、丑島を主役としている作品ですが…ネタバレ注意!


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ポップなタイトルとは裏腹に、ここまでダークな漫画が今まであったか!?というような、まさに『闇』金な作品です。
闇金金融会社の社長、丑島を主役としている作品ですが、話によっては全く丑島が出てこないこともあり、丑島が経営する会社『カウカウファイナンス』でお金を借りた人物にスポットライトが当たることが多いです。

そしてそのカウカウファイナンスの悪質さ。
利息は十日で三割!闇金漫画でお馴染みのミナミの帝王ですら十日で一割のトイチですから、その悪どさは一目瞭然。
また丑島は客のことを奴隷くんと呼び、人間扱いをしません。客はあくまで金を吸い上げる為の道具であり、場合によっては売春をさせたり、薬物依存にまで追い詰めたりもします。

特に第一巻で登場するOLの回では、借金を膨らませ、風俗業を斡旋し、更に同僚に違法薬物のバイヤーを仕向け依存させ、身体がガリガリになるまで絞り取り上げます。

そんなダークなウシジマくんの世界ですが、その徹底したダークっぷりを目の当たりにすると、いかにお金が大切なものかが身にしみます(笑)

基本的に丑島のターゲットになるのはロクに働かないダメ人間や、身の丈を知らない贅沢をしている人間が多いため、自分を見直すキッカケにもなります。