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さよなら絶望先生・感想レビュー!主人公の教師、「糸色 望」(いとしき のぞむ)を横書きに…ネタバレ注意。


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絶望先生というのは、主人公の教師、「糸色 望」(いとしき のぞむ)を横書きに書いた際に「絶望」となることから、生徒たちには絶望先生と呼ばれている。
その名の通り彼は常に何かに絶望していて、決まっては「絶望したぁ!!○○○○する世の中に絶望したぁ!!」等が定番の文句となっている(後半になるとお決まり文句が忘れられていることが多い)。

しかしその絶望とは大体が大したことがなく、本人の被害妄想であることも多いが、メンタルが凄く弱い彼はすぐに自殺を図ろうとする。

つねに自殺ができるように旅立ちバッグや死にるるぶといった自殺グッズを持ち歩いているが、しかし得意の首吊りに至っては、普段から首を鍛え、首をつっても死なないように影で鍛えてる所があり、本当に死にたいわけではないことがわかる。(早い話が構ってちゃんである)

当作の面白さはそんな望の生態などではなく(これはあくまでおまけと考えてもいい設定)、作者である久米田康治が得意とする時事ネタである。

アニメ化になった際にはボツになったネタも多々あるが、それでも毎回毎回、細かい時事ネタをズラズラ書き綴る久米田先生には脱帽ものです。

また久米田作品には珍しく女性キャラが多く存在し(全員アクが濃い)、男性人気を図ったものだと思われるが、むしろ女性ファンの方が多く見られる。

是非一度手にとって、「絶望したぁっ!!」と叫んでみてほしい作品です。