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こどものおもちゃ感想&あらすじレビュー・90年代りぼんの超人気作品、最初の舞台は小学校…ネタバレ注意。


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90年代りぼんの超人気作品、こどものおもちゃ。最初の舞台は小学校、ボス的存在で冷徹な羽山と芸能活動していて、みんなの人気者紗南ちゃんのお話。コメディ的な要素からシリアスな話までつまっていて時にはうるっとくる場面もあり、私の本当に好きな漫画です。

羽山は出生の際、お母さんを亡くしたことによりお姉ちゃんに幼いころに辛辣な言葉を浴びれされ育ちます。それにより徐々に心を閉ざすようになってしまうのですが、紗南ちゃんの存在が現れたことによってすこしずつ羽山の心が開いてゆきます。

紗南ちゃんが羽山の家族を救うために、ドラマで羽山と同じ境遇になった女の子を演じるのですが、そのシーンを紗南ちゃんが実際に羽山に伝えてあげます。「ママは愛しているから、秋人(羽山)を生んだのよ」このシーンのセリフが最も好きです。涙なしには見れません。

一見、紗南ちゃんが羽山の心を徐々に開かせてあげる話にみえますが、紗南ちゃんが羽山に救われているんです。それは最終話でわかります。

みなさんぜひ読んでください。