寄稿をいただきました。
美輪明宏さんの壮絶な自伝を読んで、美輪明宏さんが好きになった。
私は今まで、美輪明宏さんをテレビで観ていても『女装の好きな変わった人』という見方でしかみていませんでした。
ところが、紅白歌合戦で『ヨイトマケの唄』を歌ってらっしゃるのを見て、ちょっと見方が変わり、最近、美輪さんが自伝を出しているのを知って読んでみました。
完全に美輪さんのファンになりました。
美輪さんは、本当に苦労をしてきて、今があるのです。
例えば私は知らなかったので、知らない人も多いかもしれませんが、美輪さんは長崎で原爆の被害にあっています。
原爆直後の、壮絶な場面を数々見てきたそうで、そういった事も自伝に書かれていて、今の華やかな美輪さんからは想像も出来ない事だったので色々とびっくりしました。
そして、とても文章が上手く、そこにも惚れ込んでしまいました。
とにかく飽きさせない文章を書かれるんです。
美しい詩のような文章もあれば、本当にべらんめぇ口調のような文章もあり、または第三者の目から自分を見たような書き方をしているところもあったり…。
本当に頭の良く教養のある方なんだなぁという印象を強く受けました。
ヨイトマケの唄が出来た経緯なども書いてあって、そういうものも読んでいて、とっても尊敬しました。
変な人だなんて思っていてごめんなさい。
これからは美輪さんのファンだと言う事を、胸を張って言いたいと思います。