寄稿を頂きました。
小公女セーラ
両親が日曜日仕事だったため、毎週、妹と祖父母の家で夜ご飯を食べた後、小公女セーラを見て帰りを待っていたことを思い出します。
物語の舞台は寄宿学校で、お嬢様だったセーラが最初は持ち前の明るさと優しさで皆から慕われていたのですが、父親の死をきっかけに院長や一部の生徒から酷いいじめを受けるようになります。どんなに酷い仕打ちを受けても強くやさしく生きていくセーラが大好きでした。
特に印象的だったのが、オープニング。ものすごく悲しいメロディーで、いっきに物語の世界に引き込まれます。メロディーは悲しくても、歌詞で辛い毎日をたくましく生きるセーラの決意が語られています。
小公女セーラが終わると、祖父が待っていましたと言わんばかりにNHKにチャンネルを変え、少し経つと両親が迎えに来て、祖父母とバイバイの時間でした。その祖父母も共に亡くなり、妹は二児の母に・・・。子供の頃の懐かしい思い出です。