寄稿をいただきました。
『本当に歌がうまい』人。エレファントカシマシの宮本浩次さん
エレカシの宮本浩次さんといえば、『今宵の月のように』といった名曲や、一見エキセントリックな言動で知られているかと思います。
でも、この人は本当に歌が巧いんですよね。
子供の頃にはNHKの少年合唱団に所属していた宮本さんですが、「巧い」という表現だけでは追いつかない、歌声から伝わる魂が本当に凄まじいのです。
椎名林檎さん、スピッツの草野マサムネさん、ウルフルズのトータス松本さん、superflyの志帆ちゃん等が宮本さんのフォロワーである事は有名でしょうか。
エレカシのライブには、小学生くらいの子供から、学生、OL、奥様、おそらく70歳以上のお年寄りの方まで、実に幅広い年齢層のファンが訪れます。
小さなライブハウスにまで、おじいちゃんやおばあちゃんを呼ぶ事が出来るロックバンドなんて、他にはあまり無いのではないでしょうか。
エレカシのアルバムは、各作品ごとに極端なほどに性質が異なる傾向があります。
ストレートに心にズドン!と響く、本当に“歌が巧い”かつ熱くて気持ちのいい音楽をお聴きになりたい方には、「ココロに花を」「明日に向かって走れ-月夜の歌-」というアルバムをお勧めします。
この二作品には、『今宵の月のように』や『悲しみの果て』といった名曲が収録されています。
(個人的には、鳥肌が立つほど震えてしまうアルバムは、『東京の空』なんですけどね。)