寄稿をいただきました。
ツレがうつになりまして(宮崎あおい・堺雅人)
コミックエッセイなどを手掛ける細川貂々の自叙伝的作品を映画化したもので、
同名コミックは大ヒットを記録し、テレビではすでに藤原紀香・原田泰三主演でドラマ化されております。
うつ病というコミック発売当時は、あまり周知されていない病気に立ち向かう姿が描かれ、
これをきっかけにうつ病というのが世間に認知され始めたといっても過言ではないでしょう。
本当につらいうつ病を時にコミカルに、時に深刻に描き出している本作は、
「誰にでもかかる病気」として真摯に訴える、社会に対する問題提示的な作品でもあります。
見所はとにかく前向きな主人公ハルさん(宮崎あおい)が、
夫のツレ(堺雅人)と共に病を考える姿勢にあるのではないかと思います。
なんせ宮崎あおいが可愛い!とにかく可愛いです。
本作を見ると、みなさん宮崎あおいさんのことが好きになります。
ビジュアル的な可愛さはもちろんのこと、
何というか夫のツレに見せる気遣いや優しさが現れるときの仕草や雰囲気が
現実の宮崎あおいさんが自然にしていることのように思え、
全く不自然な感じがしないというか、嫌みがなく、
その自然な心の温かさが感じられる場面が表情やセリフにきちんと現れていて、
トータルで本当にとっても可愛いです。
胸キュンポイントがたくさんあるので、
とにかく一度見てほしい作品です。