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狼子供の雨と雪/映画感想&あらすじ!母の気持ち、子供たちの成長を見守るというなんとも愛情にあふれた…ネタバレ注意。


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寄稿をいただきました。

狼子供の雨と雪の母の気持ち

狼子供の雨と雪は、父親が人間と狼の狼男(ハーフみたいな)で母親は人間という二人の間に生まれた女の子(雪)と男の子(雨)の話。現実的にはありえない人物像。
父親の狼男は雨(男の子)を生んですぐに死んでしまう・・・小さい頃は遊び心ですぐ狼人間に変身してしまうので人目を避けて暮らし、母の花はとても苦労して子供を育てる。
母の花は将来狼として暮らすのか、人間として暮らすのか自分で選べるように田舎の山奥に引越し子供たちの成長を見守るというなんとも愛情にあふれたお話し。

元気で活発な雪は成長と共に狼には変身せずに、人間として生きようと心に決め、弱くて狼が嫌いだった雨が狼として生きる決断をし、10歳にして母と別れてしまう。
あんなに弱くて、今まで守らなければと思っていた子供が自分の元を離れていく母の花の気持ちを考えるとつらい・・・子供はいつの間にか大きくなっていく・・・
これは狼か人間か?という決断だけれど、私達人間もどう子供の成長を見守ればいいのか考えさせられる映画でとても印象に残った。
辛くてのコスモスの花のように笑っている花が素敵だ。