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ネタバレ注意!電撃テンジカーズ/最終回感想&あらすじ・三蔵ハルカ一行がようやく辿り着いた天竺…。


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寄稿を頂きました。

電撃テンジカーズ

好き放題ギャグが売りの三蔵ハルカ一行がようやく辿り着いた天竺。そこには第一話で悟空を異世界から呼び寄せた原因の猿が仏として座っていた! そこから、一行の恥部であった三蔵太郎がお釈迦様である記憶を取り戻す等々と急展開はあったが――清々しいと、読み切った後に思っていた。

古賀亮一という曲者ギャグ漫画家が紡ぎ出した世界は、ハチャメチャでありながら小気味良い笑いを生む。しかしそれは変則的なものでは無い。王道を行きながらも、それを踏まえた上での面白さを作っている。しかも要所要所で、古賀ワールドとでも言える独特の作風で魅了する。
テンジカーズで最も魅力的と感じたのは、河童でありながら事あるごとに太郎の尻に拳銃を乱射する沙悟浄だろう。この漫画の四割を占めている尻要素は、彼の冷静な射撃ツッコミによるものが大きい。
元居た世界に帰った悟空を追って、仲間たちは世界を渡ってくる。そうやって世界は広がり、また笑いも広がっていくのだろう。