ナカノ実験室

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ネタバレ注意!サバイバル/最終回感想&あらすじ・鈴木サトルが友人たちと山に来ていた時、突然起こった大地震が…。


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寄稿を頂きました。

サバイバル

主人公、鈴木サトルが友人たちと山に来ていた時、突然起こった大地震が運命を変えてしまった。海に沈む都市。山が孤島になり、大自然が文明を洗い流そうとする。その中で、サトルはたくましく生きていく。

カモシカの狩猟。ネズミの恐怖。現代人だったサトルは、野生児の様な生活を強要され、そこに適応していく。彼には、家族に会うと言う希望があったからこそ、その強靭な精神力は途切れなかった。
旅をする彼は、遂に家族を知る集落へと辿り着く。しかしそこでは、家族は蛇蝎の如く疎まれ、父は社の下に掘っていた穴に埋もれ死んでしまっていた。悲しみにくれながらも、サトルは何故父が穴を掘っていたのかを考える。
そして彼は、父が社の下から繋がる地下に水が貯まり、地滑りが起きる事を見抜く。しかし掘り続けると社は崩れると、村人は父と同様にサトルを迫害する。
彼は、野生児になって人とのふれあいを断たれても、傷つきながらも人のために行動する、優しい心を忘れなかった。それこそが、彼のたくましさ、精神力の根元なのかもしれない。生きる事の大切さ、人としての本当の尊敬を知る漫画だ。