寄稿を頂きました。
僕僕先生/仁木英之
今年休止が決定してしまった「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作。ぐうたら息子が美少女仙人と共に旅に出るのですが、道中で様々な珍事件に出会い成長していくという物語です。読んでてほっこりする、まさに「ファンタジー」な一冊。
主人公の仙人に対する思いが、だんだんと「尊敬」から「ほのかな恋心(?)」に変わっていくところも隠れたみどころの一つ。少年マンガのようなちょっとしたエロドキ感もあり、仙人から香ってくるアンズフレーバーをくんくんと嗅いでしまう青年の姿なんかは、思春期の高校生そのもので、ほほえましい限りです。
老若男女問わず、好まれる作品ではないかと思います。だからどんな友人にも気軽に紹介できる。
一作目を読んで気に入ったならば、きっとシリーズ全巻制覇したくなるはず!
皆さんのお気に入りのキャラを見つけてみてください。