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アバター(山田悠介)感想&あらすじ・主人公、阿武隈川道子がいじめの主犯でリーダー的存在の…ネタバレ注意。


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寄稿を頂きました。

山田悠介作 アバター

 この作品は山田悠介さんの作品の中でも、最も共感しやすい作品であると思えます。あらすじは、いじめられている主人公、阿武隈川 道子(あぶくまがわ みちこ)がいじめの主犯でリーダー的存在の阿波野 妙子(あわの たえこ)にSNSサイト”アバQ”に強制的に参加させられてしまうが、道子は次第にアバQの虜になっていき・・・、と言う物語です。

この作品で最も重要な部分はSNSサイトのアバQです。現代はインターネットが普及し様々なSNSサイトが存在しておりこの作品のように、たくさんの人がやっている人気のSNSサイトにハマっていく、というのはとても共感できる部分だと思います。みんなで楽しくできて、知らない人とも交流をする事ができるゲームがきっかけとなり凶悪な事件に発展していく、アニメや小説だけの空想ではなく、実際に起こり得るストーリーだからこそ共感しやすいと思います。インターネットの怖さと同時に人間の欲深かさ、愚かさといった、人間らしさが表現されている作品なので、インターネットをよく利用する人は改めてインターネットの怖さを感じられる作品です。